11/1火曜です❗️
米国株のニュースチャンネルです！
世界経済から個別株NEWSまで、わかりやすく取りまとめてお伝えしています！
米国市場は11月6日から「冬時間」へと移行します。
一時間遅くなります！ 出勤時間的にはホント困ります！
では11月も宜しくお願いします。
🌟見通し 絶対リセッション？🌟
先週はFRBがリセッション指標として注目している、10年物と３カ月物の米国債利回り逆イールドが発生しているとお伝えしました。
弱気で知られ、今年の株価下落を言い当てていたモルガン・スタンレーのストラテジストは、この逆イールドはリセッション指標として過去に外れたことがないと指摘です。
「全てが意外に早い方向転換を示唆し、ＦＯＭＣは重要な鍵を握る。SP500は28日から約６％高い4150に達すると予想しています。 来年１－３月に弱気相場終了の見方です。
現在のSP500のPERが15～16倍は、過去平均からはかなり割安で飛びつきたくなりますね。
そして、世界中で景気減速感が強まっています。
ユーロ圏、総合・コアのインフレ率が再び過去最高更新－成長は失速 – Bloomberg
✅ユーロ圏では10月の総合ＣＰＩは予想10.3％を超える前年同月比10.7％で、７－９月ＧＤＰは前四半期の0.8％増から0.2％増へ急減速です。 次はマイナスかな？
中国では、新体制の中、ゼロコロナ政策はやっぱり加速か？ 世界経済に影響します。冬が来るので先が思いやられます。
✅上海ディズニーは31日にまた閉鎖です。
✅マカオで30日からの３日間で全住民の新型コロナ検査義務。
✅中国河南省の鴻海の工場で30日までにコロナ感染者が発生し、職場や従業員宿舎を外部と遮断して封鎖する「バブル方式」操業を開始し、労働者は不自由な生活となるため脱出中のようです。１１月の出荷量が最大３割減少の可能性
香港の７－９ＧＤＰは前年同期比4.5％減とすごいことになっています。
個別株ではスターバックス、アップル、ＭＧＭ、ディズニーに影響します。
✅国際労働機関（ＩＬＯ）は３１日、世界的な雇用の伸びは第４・四半期（１０─１２月期）に「大幅に鈍化」するとの見通しを発表しています。
悪いNEWSは、利上げ早期終了につながるので、株価にはいいＮＥＷＳです！
10/11のG7で日本がアメリカの利上げのやり方について、周辺諸国に配慮したやり方にすべきと米国に詰め寄り、経済への悪影響を粘り強く説明しました。
ここから米国のトーンも変わり、10/21のFRBの伝書鳩、WSJのニックさんの利上げペース見直しの記事の後に、デーリー総裁の『75ｂｐ利上げに固執しないほうが良い』発言から、一気に株価は上昇しました。 GAFAM決算はアップル以外はメタメタでしたけどね。
そして10/30にニックさんは「政策金利は高くするかも」という1週間前と逆の記事を書きました。 家計と企業の財政は非常に健全でインフレ抑制を困難にしている！ 10/13の悪いCPIの発表以降、SP500は先々週に+4.7％、先週も４％上昇しているためのFRBからの牽制です！ 株価が上がるとインフレが進むかもしれませんからね。
もうすぐクリスマス商戦がスタートですが、今年は昨年のようにコンテナ船が港で大渋滞ということもないし、アマゾンなども年末商戦の採用を控えている状況で景気は悪くなりそうです。
そして、今週の大イベント！
11/3(木)早朝3:00のFOMC声明発表では75ｂｐ利上げは確定ですが、3：30からの記者会見では今後の見通しが語られるので大注目です。 ついに、利上げ終了時期について本格的に議論されます。
11/8に中間選挙があるのでFRBには上手く立ち回るように圧力がかかっている背景もあります。 明るい未来を連想させるストーリーを期待しています。
しかし、世界経済を振り回しているアメリカのインフレは粘り強い！
11/10木曜22:30発表の10月ＣＰＩ前年比予想は、9月から0.1P低下して8.1%です、前月比は9月の0.4%から10月の予想は0.7%へ加速が予想されています。コアは前年比も前月比も▼0.1%改善予想。微々たるものです。
インフレ退治には時間がかかりますね。 アメリカは世界一の原油生産国なので利上げにも耐えられそうですが、その他の国は耐えられませんよ。イタリアは12.8%、ドイツは11.6%、エストニア、ラトビア、リトアニアは20%超えです。
この辺りを理由にして優しいパウエルさんが見られると思います。
🌟指数 今日は休憩🌟
🌟為替 ドル円上昇🌟
日本銀行が27、28日の金融政策決定会合で現行の金融政策と緩和的なスタンスを維持。
黒田日銀総裁は「今すぐ利上げ・出口が来るとは考えていない」と発言。11月の長期国債買い入れ予定で、超長期ゾーンの買い入れ回数を増やすなど緩和姿勢継続し、一段と円安が進んでいます。
前回9/22のFOMC直後に為替介入がありました。
10月の為替介入額は６兆3499億円、円買いで過去最大を更新 – Bloomberg
10月の為替介入額は６兆3499億円で円買いで過去最大を更新！
預金は10数兆円残っているはずだとし、９月と10月にかけて行われた「３兆円から５兆円くらいの介入であれば、３回から５回はできる」との見方です。
🌟エネルギー動向🌟
先週は、欧州は温暖な天候とＬＮＧ調達成功で貯蔵施設はほぼ満タン、エネルギー危機が予想外に好転し、ガスがだぶついていると報じられ価格が下落していました。
バイデン米大統領、石油大手に対する課税強化の検討を議会に要請。
中間選挙を控え、ガソリン価格の高騰が民主党の足かせのようです。 原油価格は４カ月連続下落でしたが、10月はプラスです。
エクソンとシェブロンはエネルギー価格高騰が問題視される中、決算では合計310億ドルの利益を計上していました！
GAFAMの後は、ここが主役か？ コロナ前の５年間は最も人気がないエネルギーセクターでした。
しかし、アメリカ政府もやってることは中国の共同富裕と一緒ですね。 景気を良くするにはお金を配って、儲かっているところから吸い上げ、再分配。 これが基本か。 日本も世界的に儲かる分野がほしいところです。
🌟決算 予定 🌟
🌟個別株NEWS META DAL CS🌟
META▼6.09% メタ・プラットフォーム
今日もMETAは下落ですが、決算以外にも理由がありそうです。インスタグラムは３１日、数千人のユーザーがインスタグラムのアプリにアクセスできなず、調査していると発表。一部のユーザーでアカウント停止が発生です。
年初来チャート
DAL ▼2.13% デルタ航空
航空株決算好調で上昇来るかと思ったら、別角度からパンチが来ました！
デルタ航空のパイロットがストライキ承認投票に99%賛成の圧倒的賛成票！15,000人のパイロットがいます！
航空セクターで最も下がったかな？
CS +4.83% クレディスイス
クレディ・スイス、5900億円増資へ20銀行起用－会長は自社株購入 – Bloomberg
クレディ・スイス、5900億円増資へ20銀行起用。
会長は自社株買いです。
人員17％削減と投資銀行部門解体を含む再編の費用
上手くいって、新たなショックを引き起こしませんように。
株価は４.12ドル
年初来チャート
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今日は以上です！ ありがとうございました！
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