中国株式市場は急落して取引を終えました。コロナパンデミックの2020年2月以来の大幅安。
🔥北京でも厳格な規制が始まりそうです。 これはヤバい! 4月26日〜30日にコロナ検査を市全域に拡大です。
上海以外にも拡大し、世界経済に影響を与えそうです。
習近平国家主席が金融の汚職取り締まりを強化したことも株価下落を加速させています。
🔥SZSE 深セン指数 ▼6.48%
当然、原油需要低下が予測され、原油価格も下落で100ドル切ってます。
WTI原油チャート ▼2.83%(98.8)
⭐️米が中国に優しくなった?⭐️
コロナロックダウンで深刻な状況になっている中国に対し助け舟か?
😄イエレン米財務長官はアメリカのインフレ抑制のため、トランプ政権が中国製品に課していた関税引下げを「検討する価値がある」と述べました。 関税削減には効果があるとの認識です。
11月の中間選挙までに効果が出るでしょうか。インフレが落ち着かなければ民主党は敗北するかもしれません。
⭐️中国支援・緩和政策連発!⭐️
11月の5年ぶりの党大会に向けて、中国は経済立て直しを図っています。
人民銀貨幣政策委員会は中国は4-6月期に成長率を5%に押し上げるため、強力な行動を行うとべき主張。
⭐️①<国有銀行が個人向け預金金利を引き下げ>
景気が悪いときは金利を下げます。貸出金利が低くなって資金が消費や設備投資に回りやすくなるためです。
中国政府は中国の大手国有銀行へ経済支援を要請していました。
銀行は個人向け預金金利を引き下げました。2年、3年、5年物の金利それぞれ10bp(0.1%)下げました。
引き下げ後の2年物CD金利は2.6%です。
義務ではないものの、銀行応じれば評価に加点されるようです。
まだ、日本のように低くないようですね。
⭐️②<人民銀が外貨預金準備率を1ポイント引き下げ>
また、人民銀は銀行が外貨資金を活用できるように、外貨預金準備率を1ポイント引き下げ8%にすると発表。5/15から実施です。
上海、北京で新型コロナが拡大しており、オフショア人民元は25日に一時、1ドル=6.5979元でドルに対し1年5カ月ぶりの安値をつけていました。
政府の準備率引き下げ発表後、オフショア人民元は下げ幅を縮小しました。
⭐️③<人民銀、不動産開発業者への融資緩和>
人民銀は、約20社の主要な銀行および資産運用会社と会合を開き、危機的状況な大手不動産業者への支援のため、物件取得用の資金から債券の満期延長に至るまで幅広い融資について要件緩和を指示しました。
緩和・支援措置連発でロックダウンから復活なるか?
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