中国人民銀行は4日に石炭の生産と貯蔵で150億ドルの追加融資設定していましたが、さらに追加支援を発表しました。
新型コロナで大きな打撃を受けた輸送、物流、貯蔵部門を支援で150億ドルの再融資制度を導入します。
金融機関が小規模企業などに対して低いコストで融資を増やすようにします。
広範にわたる構造的な政策手段をうまく組み合わせ、政策を常に最適化すると説明。 金融政策は財政政策や産業政策と連携し信頼を高め実体経済を支え、安定成長の目標を達成すると表明しました。
中国の3月末時点での再融資・再割引融資残高は計3700億ドルとなり、前年同時点と比べて790億ドル増えています。
中国の緩和は株価に追い風ですが、SECの監査にNIOが通らなかったり、突然の上場廃止が懸念されています。
NIOは3月に香港に上場し、シンガポールでも上場を計画中です。
中国ハイテク2倍レバのCWEBは金融緩和中ですが、昨日▼13.6%、本日も▼10.1%下落しています。
中国の4月の新車販売台数は前年同月比で48%減と発表がありました。ゼロコロナ政策の影響を強烈に受けています。 経済が冷えています。
中国のGDP5.5%成長は困難に見えます。5年ぶりの党大会前に巻き返せるでしょうか。
中国政府機関などで外国製コンピューターの排除が始まっていると報道もあり、米中の対立、利上げ、インフレ、戦争で世界の株式市場で売り圧力が強まっています。
コロナが落ち着いてもロサンゼルス港やロングビーチ港は今でも未回収の貨物で溢れかえっているようです。 上海などの港は全コンテナの4分の1以上を欧州や米国と輸出入しているため、出荷が再開されると、込み合って配送コストが高くなる可能性があると当局者は見ています。 これはインフレが進みそうです。海運株はクリスマス前のように急騰するのでしょうか。
ロイター
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