クレジットデリバティブ決定委員会(CDDC)は4月に期限を迎えたロシア国債の利息約190万ドルが猶予期間内に支払われなかったため「支払い不履行」と認定した。
ロシアは約100年ぶりにデフォルトと見なされる可能性が高まりました。CDDCは6日にも継続協議するようです。
利息はそれほど大規模ではないものの、販売されたロシアのCDS全てが対象となり、最大32億ドル相当のCDSに関して支払いが発生する見通しです。
最終的な決済額は入札で決まるようです。
一方、未払い利息の規模や元本が既に支払われたことを踏まえると、今回のCDDCの判断がロシア債の広範なデフォルトを引き起こすことはないようです。
大きい混乱は今のところなさそうです。
ルーブル/米ドルも1%下がったくらいですね。
ロ国債を「支払い不履行」に認定=CDDC | ロイター (reuters.com)
ロシアに「支払い不履行」の信用事由発生-決定委員会が判断 – Bloomberg
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