🌟ご挨拶、全体観🌟
おはようございます❗️5/6金曜です❗️
昨日はFOMCで0.75ｂｐの利上げは積極的には検討していないという発言がパウエルさんからあり、市場全体が安堵につつまれ上昇しました。
ハイテク株中心のARKKは４月は▼29%で過去最悪でしたが、5/3には1年ぶりの大きさの480億円が流入していました。
全力買い！とか記事が散見されました。
しかし、オープン前はかなり上昇していたので安心して寝落ちしたら、起きたらまさにオハギャーでした。何かバグってるのかと思ってヒートマップを立ち上げ直してみました。
相場はFOMCで利上げ・QTの方向感が定まったため、改めてポジション調整があり、上か下か方向が定まらない上昇です。
ナスダックは5％下落し、SP５00も3.55%下落です。
2020年は下がったら買いでしたが、今は上がったら売りですね！
注目はナスダックが2021年3月の12200を更新して底抜けするかです。
今は12850です。
理想的な10年間のインフレ予想は2.5%付近ですが、予想物価上昇率が3%を超えるようならば、6月には結局75bpの利上げになると思われます。
トルコは４月インフレ率がついに70％です！
今朝はVIXはこの2日間の下落を取り戻す上昇！
仮想通貨は大きく下がり、ドル円は上昇！
ドル円はこの１年で19%上昇しているので、1000兆円の貯金は対ドルで190兆円減少しているということでしょうか。
米国10年債も急上昇し、3%を超えました。最近の高値も更新です。
🌟米国の生産性最悪！賃金上昇も最悪！🌟
米労働省が発表した第１四半期の非農業部門の労働生産性（速報値）が発表されました。
生産性を伴わない賃金の上昇をFRBは最も嫌います。
前回の第４四半期は+6.3%上昇と好調でしたが、今回は予想の前期比▼5.4%を超えて7.5％も低下しました！
これは1947年以来の数値です。
前年同期比では▼0.6%でした。
労働時間は前期比で5.5%増え、生産単位当たりの報酬は前期比+11.6%(前年同期＋7.2%)！
時間当たりの労働報酬は前年同期比+6.5%。
これは30年間で最大の伸びです！
インフレの8.5%には少し及ばないですが、報酬も上がってますね。低所得者層の方が心配です。
生産性は1947年以降最大の下がりで、賃金は30年で最大の上昇という最悪の結果でした！
６月は0.75%利上げされるような気がしてきました。
ただ、ネットフリックスは利上げ前ですが、業績が悪くリストラが始まりました。
メタもコスト抑制で従業員採用を遅らせています。
🌟中国のPMIがひどすぎ！ NIO上場廃止？🌟
財新の４月中国サービス部門購買担当者景気指数（ＰＭＩ）は３６．２と前月の４２から低下し、２００５年の統計開始以降２番目に低い水準！
新型コロナ規制に圧迫され、新規事業や雇用が大幅に減少しました。
ＰＭＩは５０が景況改善・悪化の分岐点です。
過去最低はパンデミック初期の26.5です。
中国の指標悪化をアメリカが追っかける傾向があるので要注意です！
NIO ▼15.17%
最近はXPEVなどに生産台数でボロ負けですが、バッテリー交換ステーションを欧州に建設したりがんばっているNIOのNEWSです。
ニオはSECの監査要件を満たしていないため、上場廃止企業リストに追加され、急落しました！ 上場廃止される可能性があることを理解しているそうで、香港証券取引所へのクラスA普通株式への二次上場など、利害関係者の利益を保護するための解決策を模索しています。
米国株が引き締めで下落なので、金融緩和をしていて割安な中国株に資金が流れるかと思いきや、中国株は猛烈に売られそうです。
最高値は67ドルでしたがもはや15ドルです。
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🌟４月のユニティの下落の理由🌟
Unity ▼12.2%
ハイテクグロース株は上がったり、下がったりしていますが、ユニティの最近のチゃートは４月から一直線に急降下しています。
中国のテンセントが40%程度株式を保有しているEpic Gamesが4/6に高性能のゲームエンジン「Unreal Engine 5(UE5)」をリリースしました。
UIやワークフローが優れていて、Unityの魅力が低下しているようです。
Unityで作られたゲームは最初はいいけれど、長期的メンテが困難で、ゲーム開発者が諦めることが多かったとのこと。Unityでゲームを完成させるのが難しいのは開発者とエンジンの間に大きな壁があるためですが、Unreal EngineではUnityでは今後もできないことを、メンテナンス担当者ができるようになります。
また、Unreal Engineは、IP保護を維持したままフォーラムで意見を募ることができ、独立系企業でもデバッグやレビューを受けることができる点が利点だとのこと。経験豊富なAAAレベルの開発者と一緒に仕事ができるということは、Unityでは考えられなかったそうです。
ゲーム業界はイノベーションが、数多く発生するので競争が激しいですね。
🌟OPECプラスはロシアとの連帯感を示し、米上院はOPECに反トラスト法案！🌟
OPECプラスが来月の生産について発表しました。
各国はロシア産原油不買による原油高緩和に貢献するよう求めていました。
しかし、ロシア産石油の禁輸が前進し、世界的に市場逼迫が見込まれる中にあっても、供給拡大を小規模に抑え、６月も日量43.2万バレルの生産拡大で合意しました。
しかし、毎回増産目標を達成できていませんから、この会議の意味はあるのかという状態です。
目標値との乖離がだんだん大きくなっていきています。
もともとOPEC+の親玉はロシアです。
今回の会議時間は10分ちょっとしかなかったようです！ 出席取って、賛成と言って終わりですね。次回は6/2です。
米国上院は、OPECとその同盟国への独占禁止法案を可決しました！ ２年前にアメリカはOPEC+に石油生産を減らすよう圧力をかけてましたが、逆ですね。
石油生産・輸出禁止カルテル法案（NOPEC)は、OPEC+によるガソリン価格の上昇から米国の消費者を保護するように設計されています。
法案可決には上院、下院での可決が必要です。
OPECとの溝がさらに深まります。
また、各国政府は戦略石油備蓄（SPR）を最大1.8億バレル放出して、価格を下げようとしていましたが、減った備蓄の補充で秋に6000万バレル購入の入札を行う予定です。
米国エネルギー情報局(E I A)は、石油生産量が今年約80万バレル/日増加し平均1200万バレル/日になると予測していますが、パイオニアナチュラルリソーシズのCEOはサプライチェーンと労働力不足を考えると、難しいと決算で述ました。
米石油生産量は、稼働中の掘削リグの数が増えているにもかかわらず、数カ月間比較的横ばいにとどまっているため、第2四半期の生産コストは9.23ドル/boeから11.14ドル/boeにほぼ20%増加すると予想しています。
PXDチャート・決算クリア +1.46％
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