🌟6/9(木)米国株朝刊🌟 ゴールドはいつ買い?ドル円どこまで行く?

朝刊(日付順)
スポンサーリンク

🌟今日の全体観🌟

ドル円がやばいですね!為替が株価の値動きをアウトパフォームしてS&P500は円換算で昨年末比でプラスに浮上する珍事!

米株安を円安が帳消しにしました!

TSMCは今年約30%増収見込む-世界経済不透明でも需要堅調

どの通貨建ての数字なのかは具体的に説明なし。

今は為替がすごいので鵜呑みにできませんね。

 為替は気にせず株式投資といいますが、これは気になります!

<金利・VIX>

<指数> 全部下げ!

<エネルギー> 天然ガス爆下げ、原油カソリン高!

 テキサスLNGターミナル火災!海外需要に対して供給できないため天然ガス下げ!

アメリカの住宅ローン申請総額が金利上昇により22年ぶりの低水準。前週比6.5%減。

リファイナンスは前週比 6%減で前年同月比で75%減。

上海の港は混雑が解消されてきています。供給網は一部改善の兆候です。しかしエネルギーの需要は高まります。

赤が2022年の混雑具合。6月に大きく低下。緑が2021年。

今日はタンカー系が爆下げです。

スエズマックスの傭船料は低下し、ヨコヨコ

ROKUが ネットフリックスによる買収可能性で9%上昇。

ネットフリックスは広告を強めたい思惑のようですが、合併が行われた場合、Rokuは中立的な広告ができなくなります。Rokuは収益性が高くないため、希薄化が大きく疑問をもっている人もいます。

DocuSignがMicrosoftとのパートナーシップを強化

TeamsやOffice、Dynamics 365との連携強化など

+2.7%

🌟ゴールドはいつ買い?🌟

現在ゴールドのチャートはカップウィズハンドルのようになっており、2000ドルを超えれば4000ドルが期待されると言われています。

リセッションが見えてきてドルが売られるとゴールドが買われます。

 リスク回避で米ドルよりも安全資産であるゴールドに資金が集まります。ドルの逆と言われていますね。

過去は、つらい局面で上昇しています。

 ・2008年9月のリーマンショックで上昇

 ・2015年12月の利上げ開始で上昇

 ・コロナショックで上昇

円安で円建てゴールドが上昇していますね。

円建ての場合のゴールド価格は

『スポット金価格×ドル円÷31グラム』のため、今のドル高は最高ですが、ドル安になるとすごく下がってしまうため、為替も大事ですね。 円高ならドルで保有し続ければいいでしょうか。

 また、金鉱株は採掘価格がデフレで安くなり、金価格が上昇するならば、利益が最大化します。

金鉱株ETFのGDX、金鉱株はNEM、GDXなどがあります。

ただし、ゴールドは利上げ局面では利子がつかないので不利ではあります。低金利にアウトパフォームしますが、利上げ時も上がってはいます。

レイダリオさんは「現在の引き締めモードは下落をもたらし、2024年の大統領選に近いころ、中央銀行は再び緩和を迫られるだろうと予想しています。

 

最近は仮想通貨のステーブルコインが破産したこともあり、ゴールドが見直されています。

 金は過去50年平均は10%の上昇となかなかです。

需要と供給ですが、インドと中国が需要の半分。機関投資家も最近はポートフォリオ分散で購入。

 世界の総量は20万トンで半分は貴金属や延べ棒、コインが20%、中央銀行が17%、ETFは少なくて1%です。

 生産量は年1.8%成長。

 中国等のアメリカと仲が良くない国はドル売り、金買い。中央銀行も買っています。

ということで、もう少し待って、リセッションが見えてドルが弱くなってきたら、ドルでGOLD購入がいいかと思います。 上がりすぎたドルは反動で大きく下がると思います。

そして、レイダリオさんの言う24年の利下げでゴールド上昇が加速ですね。

間違っていたら教えてください。

🌟ドル円急騰継続、134円突破!日銀はまだまだ緩和宣言!🌟

日銀の黒田総裁は、他の主要中央銀行と同様に日銀は為替レートを金融政策の目標にしていないと述べました。

コロナからの景気回復を支え続けなければならない考えです。

 また、今のインフレはエネルギー価格によるもののため、日銀はインフレ目標を安定的に達成しておらず、金融緩和は半分しか成功していないとの認識を示しました。

 為替は目標と関係なく、さらなるインフレを目指し緩和継続です。米国の経済が弱含むまでは円安が続きそうです!

黒田総裁、金融緩和はこれまでのところ半分しか成功していない – Bloomberg

 

🌟OECD世界経済見通し大きく下方修正!インフレ予想は倍!🌟

OECD経済見通し、成長率大幅下方修正-インフレ予想ほぼ2倍 – Bloomberg

OECDは4月には、不確実性を理由に完全な経済見通しを発表しなかったため、ロシアのウクライナ侵攻開始後に詳細な見通しを示したのは今回が初めてです。

・2022年の成長率予測を1.5ポイント引き下げ3%へ

 (昨日の世界銀行の予想は2.9%なのでほぼ一致)

・2023年は2.8%とさらに鈍化見込み

・インフレ率は9%付近へ倍増

世界経済はウクライナでの戦争で供給網のダメージという「高いコスト」を支払うと指摘。

中国は目標を5.5%としてますが、4.4%見込みとしていますね。

日本は再開の1.7%アメリカは2.5%。最高はインドの6.9%

OECDは、インフレが世界各地で生活水準を低下させ、個人消費を冷え込ませ、企業は生産見通しを後退させていると分析。

 今後何年にもわたり供給の重しとなる恐れがあると警告しました。

左が12月時点のインフレ見込みです。右が現在。見通し甘かった❗️

 昨日は世界銀行が新興国や途上国の負債が過去数十年で最高のため、「世界的借り入れコスト上昇と自国通貨の下落が1980年代のような金融危機を引き起こす恐れがあると指摘しています。

 世界リセッション濃厚です。

米財務長官のイエレンさんは本日、「インフレが10年続く問題になるとは考えていない」と述べていますね。 予想が外れることが多いですが..。

🌟UAEが石油価格は中国の回復でもっと上がる発言!🌟

石油価格、ピークの水準にはまだ「ほど遠い」-UAEエネルギー相 – Bloomberg

世界リセッションが懸念される中、UAEからきつい発言!

 UAEは、OPEC諸国は計画通りの供給引き上げに苦慮。

 生産拡大できる産油国は限られているため、中国で回復してきている需要もあり、原油はピークに「ほど遠い」との見方です。

 さらにロシア産石油・ガスが市場から完全に排除されれば、価格は「これまで見たことのない」水準へと上昇する可能性があるとも述べました。

 最高のGDP成長をしそうなインドはロシアから爆買いすることを検討していますね。

昨日は保守的なシティがQ2の北海ブレント原油予測を113ドルとし、Q3は99ドル、Q4は85ドル23年は75ドルと予想していましたが、ゴールドマン・サックスは、今年後半から来年前半にかけて135ドルと発表しています!

🌟中国株 BABAが200日線に近づく+15%🌟

中国ハイテク株はまだ「売り」、言葉より行動必要と逆張り投資家警告 – Bloomberg

BABA +14.6%

今日は中国の国家新聞出版署が60本の新たなゲームタイトル認可リストを公表したのが買い材料!

中国のテクノロジー株を取り巻く環境が好転しつつあるとの見方が広がる中で、DZバンクのマヌエル・ミュール氏は引き続き警戒

 テクノロジーセクターに対する締め付けが弱まる可能性を示す兆しが増える中でも、投資判断を「売り」にしています。

 そもそもこのセクターの売高の伸びが大幅に鈍化し、利益率は悪化。フリーキャッシュフローも大きく減ったため、まだ強気に転じる理由はないそうです。

 アリババ、JDドットコムは直近の終値から約20%値下がりすると予想しています。

 弱気見通しを反転させ得るものとして、中国企業の米上場廃止を止める米政府の動きや独占禁止ルールの緩和、消費者信頼感と消費支出が大きく上向くことを挙げました。

 アメリカでの上場廃止がなくなると視界良好ですが、選挙も近いので難しいでしょうか。

🌟クルーズ大丈夫か?🌟

バンクオブアメリカは、需要鈍化の可能性があるため、クルーズ船に慎重です。

カーニバルが営業活動をやりすぎたため、価格が平均1〜3%下落したと見ています。

強力な予約も陰りがみえているようで、CCLの今月後半の決算での注目点です。燃料費の上昇も懸念されます。

 業界が過去1年間にかなりの額の債務を引き受けたことを考えるとパンデミック前のバランスシートに戻るには長い道のりが残っています。カーニバルは5月に2030年までに10億ドルの無担保債を10.5%で提供するとしました。パンデミック時のひどい資金調達に匹敵する高額な価格です。

 景気後退ならレジャーはピンチです。

CCLとNCLH に「ニュートラル」評価を割り当て、ロイヤルカリビアン(RCL)に「売り」相当の評価を割り当てました。

🌟バイオ株 ACLX アーセリックス 一時+40%🌟

ACLX アーセリックス +12.84%

売上はまだゼロ。時価総額694M

米国の臨床段階のバイオテクノロジー企業。

がんやその他の難病向け免疫療法の発見、開発。

CART-ddBCMAは再発および難治性の多発性骨髄腫の治療向け

アメリカ臨床腫瘍学会が開催中。

キメラ抗原受容体(CAR)を用いた遺伝子改変T細胞療法

のうち、多発性骨髄腫治療薬が注目。

アーセリックス(ACLX)のCART-ddBCMAが承認はまだですが、副作用が抑えられており、非常に効果があるようです。

今日は一時+40%と大きく上昇しましたが、その後は戻りました。

目を離せない展開ですね。

ERROR: The request could not be satisfied

コメント

タイトルとURLをコピーしました