本日序盤は北京・上海でのコロナ感染がゼロになり、入国者の規制も緩和されたため、サプライチェーンも滑らかになるだろうと上昇していました!
しかし、急落しました!
理由はこれ?
米消費者信頼感、1年4カ月ぶりの低さ-インフレ懸念が深刻化 – Bloomberg
経済指標は主に過去のものを発表しますが、CB消費者信頼感指数大事な未来を示す先行指標です。
民間会社コンファレンス・ボード(CB)が5000世帯を対象にアンケート調査し、1985年を100として指数化したものです。
6/25発表のミシガン大消費者信頼感指数確定値は1978年の統計開始以来、50と過去最低でした!現況指数も過去最低更新!
そして、6月のCB米消費者信頼感指数は98.7(予想100.4)と急落!
前月から4.5ポイント低下し、2021年2月以来の低水準。
インフレによる経済成長減速懸念が消費者信頼感の重しです。
今後6カ月の見通しを反映する期待指数は66.4と、ほぼ10年ぶりの水準。
現況指数は147.4から147.1へ低下。
期待指数は73.7から66.4へ低下。
13年以来の低水準。
担当は「期待指数が80を大きく下回っていることは、年末までにリセッション入りするリスク大」と述べた。
就職困難指数は前月12.4から11.6と就職しやすい状況。
そして、大切な1年間の期待インフレ率は前月7.5%から8.0%へ悪化!
ミシガン大の1年先のインフレ期待は5.3%でしたからめちゃめちゃ悪いです!
こんな数字が出ると、リセッション確実と感じ株価急落は仕方ありません!
ちなみに、なぜか自動車や大型家電製品を購入する意欲は、前月より高くなり、旅行意欲は低下!
本日中国が入国者へのコロナ規制を緩和し、旅行株急騰していましたが、一気にマイナスになってしまいました!
景況感恐るべし!
米自動車販売、今年は17.3%減の見通し-サプライチェーン問題が影響 – Bloomberg
加えて、今年の米自動車販売は17.3%減少し、10年ぶりの低水準と見込まれています。半導体不足などサプライチェーンの問題で引き続き生産に影響が出ていることが背景です。
米FRBの利上げで成長率2%下回る可能性=SF連銀総裁 | ロイター (reuters.com)
しかし、じっちゃまもデータ分析すげーと言ってる、史上初の叩き上げ総裁のサンフランシスコ地区連銀デイリー総裁は、米経済成長率は年率2%を下回るけど、経済に勢いがあるため、成長が止まることはない、失業率はやや上昇するが、リセッションと見なされるようなものではないと言ってくれています!
希望論ですよね?
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