米ＡＤＰ民間雇用者数、８月は13.2万人増－市場予想を下回る
ＡＤＰリサーチ・インスティテュートが発表した８月の米民間雇用者数は、比較的低い伸びにとどまった。高インフレと金利上昇を背景に、雇用が鈍りつつある状況が示唆された。ＡＤＰは今回から新しい手法で統計をまとめている。
www.bloomberg.co.jp
米ＡＤＰ民間雇用、8月は13.2万人増加 伸び鈍化
企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング（ＡＤＰ）が３１日発表した全米雇用報告によると、民間部門雇用者数は７月に２６万８０００人増加し、８月は１３万２０００人増加した。
jp.reuters.com
ＡＤＰの８月の民間雇用者数、13.2万人増（予想30万人増）
2020年4月以降で2番目の少なさです。
高インフレと金利上昇を背景に、雇用が鈍化！
だんだんと安定しているとの見解です。
ＡＤＰは今回から新しい手法で統計をまとめてます。
賃金指標が追加。米労働省が発表する雇用統計を予測するものではないそうです。
朝刊太郎
毎回乖離が大きかったですよね！手法変わっても雇用統計の参考にならないんだ。
景気循環を測る指標が１つで、転換点を測定する有用性は限定的。
２つの調査は異なる角度から労働市場を捉えており、全体の傾向をつかむことが重要だそうです。
・労働省の調査では、その月の１２日を含む週に給与を受け取った人を雇用者として測定。
・ＡＤＰの調査では同期間に企業に雇用されている人数を測定。
・転職した人の賃金は前年同月比で16.1％増え、転職しなかった人の伸び（7.6％増）の２倍を超え！
・従業員数が500人以上の大企業では賃金が前年同月比8.3％増えた一方、20人未満の小規模企業では5.4％増にとどまりました。
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