2022.11/3. FOMC解説

米国(経済指標共)
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今日は世界中が注目している、FOMC!アメリカの政策金利発表がありました。 最近はドルの独歩高で世界各国に悪影響が出ていて、利上げに批判が出ています。 そして、11/8は中間選挙です。

 このような利上げしづらい背景がある中のFOMCです。

まず、3:00から政策金利の発表がありました。

予想通り4回連続の75bpの利上げでした!

3月から利上げを開始し、3.75~4.00%になりました。

だんだん高くなってきました。 実体経済に影響が出るのは半年から1年後といわれているので、北斗神拳バリの遅行性です!

 実はピンピンしてても、気づいてないだけで、米国経済は『お前はもう死んでいる』状態かもしれません。

 でも大丈夫、コロナパンデミックから米国経済を救ったFRBのパウエル議長がいます!落ちるナイフもキャッチするぜぇ!

3:30から記者会見です。

冒頭、

インフレ抑制のためには経済成長を低く抑える必要がある。

インフレが高いと、低所得者層の方の負担が増える。

QTは継続する。

と予想の範囲内ですが、ややタカ派トーン!QT継続か‥

Q&Aでは、

今後の利上げ幅はデータで決めていく!と今まで通りの自然体スタンスを示しました。

そして、今後、利上げ速度は重要でなくなる。

と発言があり、これは利上げペース鈍化の話が始まるのか~!

と期待が高まりましたが、

次回のFOMCで利上げ幅をテーパリングするか議論するとのこと。

今回は話し合ってないんかい! と肩すかしです。

FFレートのターゲットは決めていないそうです。

FRBの利上げ前に市場が予測して動くため、景気の引き締めが難しい、ガンガン利上げする考えに変更なし! 引き締め過ぎたら緩和する。

 と、利上げが足らずインフレが続くリスクより、利上げしすぎて経済が1回死ぬ方を選びました。

そして、

今は利上げを止めることを考えるには早すぎる!

そうです。

この時点でツイートしましたが、株価は急落中です。

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パウエル発言により株式相場は炎上!

心配されている住宅市場については、家計、銀行も強いので住宅市場の悪化は経済に大きな影響を与えないと考えているそうです。

じゃあ、注目しなくていいか・・。

注目すべきは今週金曜の雇用統計です。

発言の中で、雇用主が給料を決めるのにインフレ統計を見るだろうということ、つまりFRBも雇用に注目しています。 もっとも粘っこいインフレは、住宅ではなく賃金インフレです!

ターゲットは絞られました。 今週金曜の雇用統計と来週木曜のCPI、この2つです。 後ほど、昨晩のADP民間雇用統計をお伝えしますが、強かった! これは金曜の株価急落を想定しなければ・・。

 連動しないことも多々ありますけど、雇用は強そうです。

FRBはインフレに対して、ミスターポポ!

身構えていません。

雲のように大きく構えています。 そして12月のFOMCで雷のようにすばやく動く! かもしれません

トレーダーは精神と時の部屋で修行!

あと、今のところ長期のインフレは低いままで推移しているということなので、長期ナスダック投資には安心感かな?

厳しいですが、完全崩壊ではありません。

あと、ドル円もFOMC後にツイートしましたが、

1時間くらいで2円以上急騰しているではありませんか!

急激すぎます!

 これは前回FOMC後の9/22のように為替介入があるかもしれません。 最近はタイミングを狙って介入を行っています。

そして、バイデンさんは、あれ? 選挙やばいよ!最悪じゃん!

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