6/9にECBが量的緩和措置である資産購入プログラムAPPを7月1日に終了することを表明し、7月から利上げも開始する方針を発表しました。
既に全ての通貨に対して円は売られていますが、金利差により、ユーロに対してさらに円が売られます。
ドル円ですが、134円台のままです。
ドル円はそろそろ日銀のドル売り介入かもしれません。1998年は135円付近で実施されました。
しかし、2002年に134円まで円安が進んだ際は介入はありませんでしたし、日銀は為替レートは金融政策の目標にしていない、インフレ目標を安定的に達成しておらず、金融緩和は半分しか成功していないと発言しました。 市場は140円台での介入予想が多数派です。
加えて米国はインフレのため、米国財務省の介入容認が難しいと思われています。しかし、最近の急激なドル円の動きは、『過度なドル円変動の定義』に、変動率・変動幅が1日、1週間、1か月のすべてに当てはまっています❗️緊急事態です🔥
日本は円安政策ですが、急激な円安は問題です。
円安は22年度GDPにマイナス、輸出増加効果が低下とみずほ証券の調査結果も報道されました。
現在、市場参加者の全員が円売りドル買い思考になっていることが最大の問題です🔥円買の理由が何もないので当然です❗️米国の利上げは歴史上最速のペースで進みます。昨日の米国CPIでインフレは悪化していて、さらに利上げが加速します。高い原油・天然ガスの購入のためのドル買いも増加しています。
米国経済が減速すればドルは売られますが、とても待てません。寄り切られて一瞬で円安が150円を超えます❗️ 日本が利上げできないならば円安を止めるのは介入しかありません❗️
それも今すぐです❗️早く行わないと、かなり高いレートで行うことになり、攻防線が苦しくなります。
140円で行っても130円まで戻せません。
また、値幅が小さい場合、舐められて逆にドル買いの返り討ちにあうため、世界に対してディープインパクトが必要です。
円が、ハイパーインフレを起こしている新興国通貨のようにボロボロになる前に、今、日本の立ち位置を示し、行動する必要があります❗️
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