OPEC Weighs Suspending Russia From Oil-Production Deal – WSJ
OPECがロシア原油生産量が読めないため、ロシアを石油生産目標から免除を検討と報じられました❗️
サウジアラビア、アラブ首長国連邦や石油輸出国機構の原油増産につながるようです。これで原油下落🔥
EUは5/30の首脳会議で、ロシア産石油を年末までに90%の輸入を停止することで合意❗️ロシアの銀行最大手ズベルバンクのSWIFT排除の可能性もあります。3分の2はタンカー経由でこれはすぐにストップ。パイプラインが年末停止です。残りの禁輸しない10%は禁輸に抵抗していたハンガリー、スロバキア、チェコ分で、引き続きロシア石油の使用継続となりました。
ハンガリーにEUは屈しました。天然ガスの制裁はさらに難しそうです。
あとは6/2のOPECの7月生産計画を見守りましょう。
大幅増産はないですね。また、サウジ以外は目標量生産できていない現状です。
今日はタンカー株は下落です🔥
🔥FRO ▼15.31% EURN▼1.77%
先月初め、Frontline(FRO)とEuronav(EURN)は、タンカー業界のリーダーとなる合併計画を発表していました。
合併が完了すると、ユーロナブ(EURN)59%、Frontline41%になります。
本日、FROがユーロナブ600万株を購入していると発表後に株価急落❗️
先週、FROは、2.17億ドルの収益に対して1株あたり0.01ドルの調整後損失を報告していました。
今日はタンカー株は軒並み下落。5/9にユーロナブが海運アナリストから格下げされた日はタンカー株は全て爆下げしていました。
このときは、スポットタンカー料金がマイナス圏になり、原油高騰で需要減、IEAの戦略石油備蓄の取り崩しでタンカー需要制限。傭船活動を多様化するのではなく、主にスポットが多いため「売り」とされました。
引き続き、原油価格高騰しすぎ、備蓄放出があればスポット活動が多いタンカーは注意が必要です。
SIMPSONを見るとNATのスエズマックスのTCE(傭船料)や、VLCC(大型原油タンカー)の価格は上昇気味ですが、今日はタンカー株は原油価格下落にあわせて軒並み下落です。
NATは決算があり、EPSミスもガイダンスは強気。傭船料は1隻1日8,870ドルがQ2では20000ドルで予約されてるそうです。
プレで7%上がってましたが結局▼10.87%も売られました。
上海はロックダウンから回復し、EUのロシアへの原油制裁が前進していますが原油価格下落。なんだか違和感です。
メモリアルデーを過ぎてもガソリンだけは高止まりです。
リセッションによる原油需要減が意識されているのでしょうか、景気に敏感な素材株、航空株、旅行、ホテルも下落。エネルギー株からの逃げ足が早いなら心配です。
本日タンカー株下落🔥
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