OPECプラス、「微々たる」供給増でバイデン氏の圧力に回答 – Bloomberg
OPEC+閣僚会議で9月は僅か10万b/dだけ増産。7・8月は60万バレルの増産でした。バイデンさんが悲しむ回答です。
「政治的ジェスチャーとしては、ほぼ侮辱的」な増産。
ホワイトハウスは引き続き「原油価格押し下げに注力している」と表明。支持率は20%台になるのでは・・。
バイデン大統領がコロナに再度陽性となってから、S&P500指数は約’5%の上昇。
材料出尽くしで原油株、原油価格は下がりました。
増産余力があるのはサウジとUAEくらいで、2国の合計は3.3万b/dだけなので、実質現状維持です。バイデン大統領への忖度は感じられず・・。原油価格は爆上げするかと思いきや、下落。
誰も期待していなかったのね・・。
それと、23:30の発表でエネルギー情報局EIA発表の週間石油在庫は446.7万バレル増加!
先週は予想を大きく下回る▼452万でしたが戻しましたね。
ガソリン在庫も16.3万バレル微増
予想外の在庫増加を受けて原油価格は下落です。
下のチャートを見るとレンジですね。
発表前に10万b/dの増産情報が漏れたときは原油価格は96$まで上昇していました。その後22:00から90ドル台まで下落しているので、バイデン大統領の顔がたつように、今日だけはわずかな増産でも原油先物売れっ!って、サウジと米国原油会社が先物売りまくってたりして。
すぐに原油は上昇してくると思います。
米国の石油メジャーの配当に対しての設備投資は10年前の1/5くらいになっていて、増産する気はまったくありませんしできません。
そして利益は各社1年前の3~4倍です。
ロシアはアメリカの最先端技術がないと原油を掘れません。
これから減ります。
つまり、OPEC+が少ししか増産しなかったため、需要が増えてくれば原油価格が上昇する構造ということです。
今日爆下げしたエネルギー株は買い場かもしれません。
WTI原油5分足チャート
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