OECD経済見通し、成長率大幅下方修正-インフレ予想ほぼ2倍 – Bloomberg
OECDは4月には、不確実性を理由に完全な経済見通しを発表しなかったため、ロシアのウクライナ侵攻開始後に詳細な見通しを示したのは今回が初めてです。
・2022年の成長率予測を1.5ポイント引き下げ3%へ
(昨日の世界銀行の予想は2.9%なのでほぼ一致)
・2023年は2.8%とさらに鈍化見込み
・インフレ率は9%付近へ倍増
世界経済はウクライナでの戦争で供給網のダメージという「高いコスト」を支払うと指摘。
中国は目標を5.5%としてますが、4.4%見込みとしていますね。
日本は再開の1.7%アメリカは2.5%。最高はインドの6.9%
OECDは、インフレが世界各地で生活水準を低下させ、個人消費を冷え込ませ、企業は生産見通しを後退させていると分析。
今後何年にもわたり供給の重しとなる恐れがあると警告しました。
下図の左が12月時点のインフレ見込みです。右は今です。全く予測できていませんでした🔥
昨日は世界銀行が新興国や途上国の負債が過去数十年で最高のため、「世界的借り入れコスト上昇と自国通貨の下落が1980年代のような金融危機を引き起こす恐れがあると指摘しています。
世界リセッション濃厚です。
米財務長官のイエレンさんは本日、「インフレが10年続く問題になるとは考えていない」と述べていますね。 予想が外れることが多いですが..。
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