🌟9/20(火)米国株朝刊🌟今週FOMC! 実質金利がずっとあがってるのだが・・。

朝刊(日付順)
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おはようございます❗️9/20火曜です❗️

今週もよろしくお願いします。

今週はFOMCが重要です。木曜早朝3:00にFRB政策金利の発表があります。

 先週火曜にインフレに関し、重要な経済指標、8月の消費者物価指数CPIの発表がありました。

低下が期待されていましたが、変動が激しいエネルギー、食品を除いたコア指数が悪化🔥 インフレの粘り強さと、利上げが効いていないことが確認でき、市場は絶望。ヒートマップは真っ赤になってました❗️

 FRBは3月から利上げを開始し、ここまで、3月+0.25% 5月+0.5% 6月と7月は+0.75%利上げし、政策金利は2.25~2.5%。

 まだまだ8.3%のインフレと乖離が大きく、効果が出ていません。

しかし、利上げの影響が本格的に出るのは半年後が目安と言われていて、経済指標には鈍化がみられるようになってきています。

CPI後は1%利上げの市場予想が34%までが高まりましたが、現在は18%まで低下しています。

🌟実質金利上昇が止まらない🌟

名目金利から期待インフレ率を差し引いた、実質金利は先週かなり上昇しています! 今日もですね。

5年は2009年以来最高水準です。米投資適格社債の平均利回りは5.14%となり、こちらも2009年以来最高水準です。

CPIの翌日に20年、30年の実質金利が一瞬下がったことで、債権投資家はFRBの引き締めは上手くいっていると、一瞬考えたようですが、翌日からは全ての年限で上昇です。かなりの勢いで、株価はジワジワ下落が続きました。

下表は、1番左が5年、1番右が30年の実質利回りです。

SP500は割高感がありましたが、12か月先物のPERは16.4となり、10年平均17を下回りました。先週は平均近かったですが、CPIで下落です。

今日の株価は序盤は下落していましたが、徐々に上昇。デッドキャットバウンスっぽいかな。

ジェローム・パウエルのインフレのささやき:ポール・ボルカー – WSJ

FRBの番記者ニックさんが、

「パウエル議長は8月のジャックソンホールのスピーチ原稿を、『インフレ抑制のためならリセッションを受け入れる』という内容に変更した」を記事を出しました。

FOMCに向けて、FRBの考えを改めて示した感じです。

 失業率が上がり、最も根深い賃金インフレが落ち着くまでFEDの利上げは止まらないことを示唆しています。

 しかし、バイデン大統領の支持率は9%上がり、45%に上昇!中間選挙前に急回復です。 ガソリン価格と大統領の指示率は連動していますね。支持率も上がって、失業率はたったの3.7%なので0.75%の利上げは余裕すぎます。 岸田内閣の支持率は発足以来最低の42.3%へ急落・・。

また、「新型コロナウイルスは終息した」と大統領が宣言しています。 調子よくなってきました。

中国侵攻なら台湾防衛、バイデン米大統領が明言 中国は反発
バイデン米大統領は18日に放映されたCBSの番組のインタビューで、中国が侵攻した場合、米軍は台湾を防衛すると言明した。台湾有事の際の対応に関してこれまでで最も明確な発言で、中国は米国に対し「厳重な抗議」を行ったと表明した。

 勢い余って日曜のTVで大統領が中国が台湾侵攻なら防衛すると明言! もちろん中国は反発!

一応、大統領は台湾の独立を支持せず、「一つの中国」政策にコミットしている。独立を促してはいない。それは台湾の人たちが決めることだ」とは言っています。米中摩擦はインフレ悪化に繋がるのでお手柔らかに‥

米債価格の下げは終局間近、パフォーマンス好転へ=バンガード
世界第2位の資産運用会社バンガードは米債の下げ局面が終わりに近づいているとみていると、バンガード債券グループのシニアポートフォリオマネジャー兼米債・TIPS(インフレ指数連動債)部門責任者、John Madziyire氏がロイターに述べた。

運用資産7.3兆ドル。世界第2位の資産運用会社バンガードは米債の下げ局面が終わりに近づいているとみています。

米債券がすでに下落局面の最悪期で、成長率が急激に低下し始めたら、引き締めを撤回すると想定。「FRBが積極的になればなるほど、ハードランディングに近づく。素早い方向転換が起こり、債券のパフォーマンスが再び上がり始める、よりディフェンシブに傾くはずで、資金は米債に向かう」と見ています。

 また、過去は、FRBの最後の2回の利上げの前、つまり、利上げサイクルが終わる3─6カ月前に利回りがピークに達していたそうです。

 債券利回りからも利上げ終了時期をウォッチング

現在の市場予想は来年5月まで利上げの市場予想です。半年どころじゃありません。4.5~4.75%まで政策金利は上昇する見込みです。 

国際貨物大手の需要悪化、年末商戦に向け暗雲
米宅配大手フェデックスや香港のキャセイ・パシフィック航空などの国際貨物大手が需要悪化の見通しを示し、クリスマスなどの年末商戦に暗雲が漂っている。

 年末はクリスマス商戦で小売りが活発になり、例年株価は上がります。昨年はダメでした!

 今年は国際貨物大手の需要が悪化し年末商戦が上手くいかないかもしれません。

 米宅配大手フェデックスや香港のキャセイ・パシフィック航空などの国際貨物大手が需要悪化の見通しを示しています。

 フェデックスは先週、3カ月前に発表したばかりの来年5月期決算見通しを撤回。世界的需要減速が今年の9月―11月期にさらに悪化する見通し。

 会員制倉庫型ストアのコストコや百貨店メーシーズなどの欧米小売業では売れ残りの商品があふれており、需要を見誤ったとしてより慎重に補充しそうです。

 

🌟9月NAHB住宅指数 9カ月連続で低下!🌟

米住宅建設業者指数、9月は46と9カ月連続で低下=NAHB
全米住宅建設業者協会(NAHB)が19日に発表した9月のNAHB/ウェルズ・ファーゴ住宅建設業者指数は3ポイント低下し46となった。低下は9カ月連続。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受けて落ち込んだ2020年春を除けば2014年5月以来の低水準となった。
米NAHB住宅市場指数、9カ月連続で低下-過去最長の下げ
全米ホームビルダー協会(NAHB)とウェルズ・ファーゴが発表した9月の住宅市場指数は、9カ月連続で低下した。住宅ローン金利の上昇が続く中、住宅市場の減速がさらに加速した。

全米住宅建設業者協会(NAHB)発表の9月のNAHB/ウェルズ・ファーゴ住宅建設業者指数は3ポイント低下し46でした。低下は9カ月連続! コロナで落ち込んだ2020年春を除けば2014年5月以来の低水準

そして、住宅価格の引き下げを報告した建設業者の割合が24%と先月の19%から増えました😄

8月の住宅価格は、7月から0.3%低下で2011年以来最大の低下幅となりました。めちゃめちゃバブルでしたが、ようやく本格下落開始!

経済が早く冷え込むと、利下げ時期が早まることへの期待が高まるので今日は株価は引けにかけて上昇していきました。

🌟原油動向、中国成都市のロックダウンが解除❗️🌟

中国成都市のロックダウンが解除されました。

これは需要が高まる側なので原油価格上昇懸念です。

 さらに、OPEC+の8月原油生産は358万b/d も目標に対し未達となりました。7月も289万b/d 未達でした。全然コントロールできていません。

価格上げようとワザとしてたら怖いですが・・。

UAE、石油生産能力の増強計画を加速-関係者
アラブ首長国連邦(UAE)は石油生産能力の増強計画を加速させた。世界が環境に優しいエネルギーへと移行する前に国内に眠る原油の活用を進め、利益を得る狙い。事情に詳しい関係者が明らかにした。

 そんな中、アラブ首長国連邦(UAE)は石油生産能力の増強計画を加速。世界が環境に優しいエネルギーへと移行する前に利益を得る狙い。 

 UAEの石油のほぼ全てを生産しているアブダビ国営石油会社は、2025年までに原油生産能力を日量500万バレルとしたい考え。これまでは、30年を目標としていたそうです。 すごい前倒しです。

 目標達成は難しく、数十億ドルかかる見通しの費用がさらに膨らむ可能性。

 今日は石炭株、タンカー株が上昇!

タンカーのチャートは弱みが見えません。

🌟今朝の金利・VIX・指数🌟

金利は今日も上昇ですが、さらにVIXは下がりました。

ドルは高止まり。

金利上昇にもかかわらず、指数は全て上昇です。

FOMC前のポジション整理でしょうか。

利下げは、実は早くやって来るという観測もあるようですが、FOMCでパウエルさんが崩すのか注目です。

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