英中銀、長期の英国債を購入-市場沈静化に必要なだけ行う – Bloomberg
大英帝国はエリザベス女王がご逝去され、崩壊へ向かっているのかも?
先週末に英国政府がインフレ率9.9%の中で発表した5年間で25.5兆円の大型減税経済対策を発表したため、インフレを加速させる懸念から、月曜は債券安&株安&通貨安のトリプル安の大混乱となっていました。
そして2002年以来、英国30年国債利回りが約50bpも上昇し5%を突破
本日は、英中央銀行は国債市場の崩壊を防ぐため劇的な形で介入! 国の長期国債を無制限で購入すると表明しました!
コロナ直後みたい!
なぜかというと、数千件にのぼる年金基金がマージンコールを受け、英国債市場が崩壊しそうだったからです。
金融緩和的措置なので、インフレが加速します。一番ダメな時にやったらいけないことをやるしかないとは・・。ノルドストリームも爆破されたし。
昨日は、英中銀の理事がQT英国債売りは来週予定通り実施されるべきと言ったばかりですが、今日は緊急の買いオペを発表し、来月末までQT開始延期となりました。
ブルームバーグエコノミクスは、英中央銀行はパニックに陥っていると見ています。 国債無制限購入は日銀と同じ動きですね。
ドイツ銀行は次回会合では最低でも100bpの利上げが求められると予想。まさに大混乱。
合計1億ポンドのマージンと一部報道ありましたが、157億円ってこと? 大したことないような気もしますが・・。
期間20年以上の英国債購入開始。購入額は10億ポンド(約1570億円)強、1回最大50億ポンドの予定を下回りました。10月14日まで毎営業日継続します。
これで英30年債金利は過去最大の上昇を記録した2日後に過去最大の低下です。
ポンドドルはとりあえずヨコヨコしています。
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