WTI原油チャート
・OPECが大幅減産するとガソリン価格上昇を招きますが、中間選挙直前なので民主党にはまずいです!
バイデン政権はサウジアラビアに削減しないようロビー活動を続けてきましたが、意味なしでした!
OPECプラスは日量200万バレル減産で合意しました!
一昨日に中国が石油製品の輸出を増やすと報道があったからなのか、100万バレル減産見込みから一気に倍になりました。
減産規模は2002年以降最大です。
ナイジェリアのシルバ石油資源相は「OPECは90ドル前後の価格を望んでいる、下回ると一部の国が不安定化する」と語りました。
米政府は「不必要」だと反発、ホワイトハウスの報道官は、OPECプラスがロシアと足並みをそろえているのは明白という認識を示しました。11月に戦略石油備蓄から1000万バレル放出します。
OPECはリサーチがしっかりしているので、経済が大きく後退することは間違いなさそうです。
エネルギー価格うんぬんより、経済活動鈍化が確実ということが大きいです。
元々予定通り生産できていないので、影響は減産そのままというわけではありませんが、高いエネルギーコストはインフレと闘っている世界経済に打撃を与えるリスクです。
そして、OPECプラスは今後、毎月の会合はやめ、実施状況を監督する共同閣僚監視委員会(JMMC)を2カ月ごとに開催します。
これは減産長期化見込みですよ!
米シェール業界、OPECプラス大幅減産合意でも増産に動かず | ロイター (reuters.com)
OPECが大幅減産しても、米シェール業界に原油やガスの増産を促すきっかけにはならないと複数の業界幹部はロイターに示しています。
『穴埋めをするチャンスだ』と話している生産者は見聞きしたことがないそうです。 投資家からリターン向上を迫られており、生産を抑える要因となっています。過去は増産から価格が下がり業界が苦しくなったため、増産を株主が許しません。 原油が上がってくるとバイデン政権からの圧力がすごいですが、ずっと拒絶しつづけています。
XOM エクソンモービル絶好調!
チャート
エクソンモービルは第3・四半期の利益が過去最高だった前回に近くなるとの見通しを示しました。
天然ガスが営業利益を約20億ドル押し上げ、石油の約16億ドル減益を相殺。
営業利益は約178億ドル見込みで、市場予想の146.8億超えです。 前回は179億ドル
精製マージンの低下により、ガソリン・ディーゼル販売による利益は約26億ドル減少。
その営業利益は第2・四半期の53億ドルから約34億ドルに減少する可能性。
やっぱり天然ガスですね!
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