全世界が注目するアメリカの消費者物価指数CPIの10月分が発表されました!
おめでとうございます!
全てで予想を下回り、総合の前月比だけが横這いですが、他は全て前回から鈍化です! 利上げの効果が鮮明に出てきました!
総合CPIの前年比での伸び率は、過去7カ月のうち6カ月で予想を上回っていましたが、予想を大きく下回りましたよ!
数字は文句のつけようがない!すばらしい!経済が鈍化しています!
米CPI、総合・コアとも伸びが予想下回る-利上げ減速の余地 – Bloomberg
ただし総合CPIの約3分の1を占める住居費は前月比0.8%上昇と、1990年以来の高い伸び。ホテル宿泊費がここ1年余りで最大の上昇となったことが背景。
中古車は2.4%低下。ガソリンは4%値上がりした。一方、医療保険は4%低下と過去最大の値下がりでした。
ほら! 強かった雇用にも陰りが!
インフレ調整後の実質平均時給は10月に前年同月比2.8%減少!
賃金も低下傾向!市場の反応は?
もちろん12月FOMCの利上げ予想は急低下! 50bp予想が85%になりました!
ニックさんも12月は50bpになると後押し記事!
ドル円と10年利回りはやばい!
ドル円は143.1から一時141.4へ5円近く下がりました!
数兆円規模の介入でもあったか? と思えるレベルです。
下げ幅は16年6月以来最大!
10年債利回りもガツンと下がりました!
ここで、
✅ダラス連銀総裁は金利政策は、物価の安定に焦点を合わせたものであるべき、金利引き上げを遅くすることが適切な可能性と株高さを煽りました!
✅カンザスシティー連銀のジョージ総裁も「金利の引き上げには慎重なアプローチに利点があると考えている」とし、利上げ鈍化を支持!
✅フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁も利上げを一時停止する時期が近づいていると述べました。
✅サンフランシスコ地区連銀デイリー総裁は単月の結果ではインフレとの戦いに勝利したとは言えないとしていますが・
✅サンフランシスコ地区連銀デイリー総裁は単月の結果ではインフレとの戦いに勝利したとは言えないとしていますが・・。
何、このたたみかけるハト発言!
全てのベクトルが同じ方向に向いています!
これで中間選挙で政府が何もできなくなれば、リセッションが来てもFRBは利下げだけを考えればよさそうです。
これらで株価はどうなったかというと、当然!
ヒートマップ
出ました! かなり濃い緑です! まぶしすぎる!色濃さから、緑一色リューイーソーと言っていいでしょう! ついでに四暗刻のダブル役満くらいあります!
ダウ、S&P 500、ナスダック総合指数全てがコロナ以降最大の一日の上昇を記録!
恐怖&欲 指数は、昨日のニュートラルゾーンの52から欲ゾーンの62へ急上昇!
チャラチャラしているハイグロ株達が一斉にブチ上がりました! 10%超えの企業ばかりです!
1日の上げ幅でARKKは過去最高+14.52%です!
このまま10月13日のCPIの時の底値を割ることなく上昇してくれそうです。
完全にお祭り!
次回FOMCまでに10月PCE、11月雇用統計、11月CPIがあります。
来月のCPIでは、原油価格が昨年11月は79.18ドルが平均価格でかなり安いので、前年比では悪化の可能性があります。
一応注意点かなと思います。
ところがこばさんのツイッターを見ると、オレンジのエネルギー小さくなってます!大丈夫かも?
全てで鈍化していけばクリスマスラリーです!
ベア・マーケットの平均は289日。10月CPIの大陽線まで281日です。やっぱりキテます
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