イラン、監視カメラ27台撤去 核合意再建に致命的打撃も=IAEA
国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は9日、イランが2015年核合意に基づき設置されたIAEA監視装置ほぼ全ての撤去を開始したと明らかにし、核合意再建に「致命的打撃」となる恐れがあると懸念を示した。
イランへの経済制裁解除ならイラン産原油供給増で原油安要因だったのですが、完全にこじれました!
国際原子力機関(IAEA)はイランが『2015年の核開発を制限するなら、経済制裁を解除していく合意』により設置された監視装置ほぼ全ての撤去を開始したとし、核合意再建に「致命的打撃」と懸念。
8日にイランの未申告施設でウランの痕跡が検知された問題を受けて、米英仏独が提出した非難決議がIAEAに採択されたことへの報復です。
イランの反米強硬派のライシ大統領は、非難決議を受けても「われわれは一歩も引き下がらない」と強硬な姿勢。
米国はイランに外交と緊張緩和を選択するよう促したが、非難は表明しませんでした。
バイデン大統領は高騰を続ける原油、ガソリン価格抑制でも方策尽きています。
ガソリン価格が全米平均$4.986となり、再び過去最高を更新です。
あらゆる権限を活用して価格抑制すると表明し、3月から前例のない規模の米戦略石油備蓄(SPR)放出を続けていますが、他の措置はいずれも環境保全の面で犠牲を伴う一方で燃料コストへの影響はほとんどありません。
株安も重なり選挙前につらい状況です。
上海の再ロックダウンは原油下落要因ですが、企業業績には大打撃です。
ガソリンが高くなったのは石油会社のせいだとバイデン大統領が言い出しました。
特別課税等の方向に行くとエネルギー株に逆風です。
原油は需要を損なうほどは高騰していません。
バイデン大統領、高騰続けるガソリン価格抑制で方策尽きる恐れ
バイデン米大統領は過去最高値圏で推移するガソリン・ディーゼル油について、あらゆる権限を活用して価格を抑制すると表明してきたが、価格抑制策の選択肢は少なく、厳しい現実に直面している。
ついでに、テスラは、今後の年次総会の一環として、SECに3対1の株式分割を申請しました。
今日のエネルギー株はタンカー系だけがなぜか上昇しました!
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