2022.10/6. 米ADP民間雇用者数、ＩＳＭ非製造業

米国（経済指標共）

2022.10.06

🌟今日のSP500とイベントの連動

10月になってからの２日間は明らかな売られすぎから急上昇したので、一旦休憩あるか、もう一段高さを目指すか注目でした。

今日は経済指標が重しです！　経済が強いです！　全て予想を超えてきて、序盤は大きく売られました！　ところが、その後は買いが入り、回復しました。最後に力付きましたが、悪くない感じでした！

完全に金利と連動しています。下の金利とSP500は完全に連動してます。

金曜の雇用統計の前哨戦です。

昨日の８月の求人件数は大きく予想を下回りました！

今日の9月の米ＡＤＰ民間雇用者数は20.8万人増！前月よりも増加！　予想も上回りました！

労働市場衰えませんね！　今日はFRBは意気消沈でしょう！

投資家の経済鈍化による株価上昇シナリオが上手くいかないなー。

伸びの４分の３近くが貿易・運輸・公益分野で、製造業や金融業では減少。

しつこい賃金ｲﾝﾌﾚの数値もあります。

転職した人の給与は１年前から15.7％増加。職を変えなかった人の賃金の伸びは7.8％ですが増加率は２年ぶりの大きさ。大企業で増加しています。

今週発表済のISM製造業は新規受注も、景気指数も低下して鈍化が示されました。　今日の非製造業の方が経済にしめる割合が大きいです。

９月のISM非製造業総合景況指数は56.7、前月から低下も予想を上回りました！

仕入れ価格は2021年１月以来の低水準、前月の71.5から68.7に低下。

これはGOOD！

受注残は４カ月ぶり低水準となり、サプライチェーンの正常化継続を示唆、これもGOOD

雇用は６カ月ぶり高水準！前月の50.2から53に上昇。６カ月ぶりの高水準。　賃金インフレは続く！

　インフレやサプライチェーンは鈍化傾向、住宅や賃金が教科書通り粘り強いです。

ただし、米住宅ローン金利が７週連続上昇、16年ぶり高水準の6.75％です。

強い経済指標を受け、利上げ予想は加速！

強い経済指標でインフレが続くと見たのか、債券は売られ、金利は上昇しました。　VIXはなぜか低下。ドルはヨコヨコ、少し上昇。

金利は全年限で上昇し、指数は全滅！

やっぱり、金利７の株式相場！

10月に下がっていた実質金利も今日は全年限で上昇。SP500と実質金利は完全に逆相関です。

ヒートマップも一進一退！