🌟5/4(水)米国株朝刊🌟注目決算! AMD、エアビーアンドビー、スターバックス、ファイザー

朝刊(日付順)
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🌟ご挨拶・様子見ですね!🌟

おはようございます❗️5/4水曜です❗️

FOMCが近く

昨日はナスダックが最後の1時間で2.7%も大上昇! FOMCで様子見かという状況ですが、

ナスダックの直近の安値を下抜けしているため、多くの損切りが発生し、上昇したようです。

FOMCを前に瞬間的にボラティリィが高まりました。明日のFOMCでの値動きも要注意ですね。

今朝は昨日よりもグリーンの面積が増えましたが、出来高は低くFOMC待ちです!

中央銀行は6月の会合まで四半期予測を出さないため、FOMCに注目が集まっています。

FRBのコア個人消費支出のインフレ率は2024年までに2.3%になり、長期的には目標の2%に戻ると予想されています。

🌟3月の製造業新規受注 自動車回復!🌟

3月の製造業新規受注

製造業は米国GDPの12%を占めます。

Q1のGDPはマイナス成長でしたが、好調な企業の設備投資は堅調でした。

<結果>

⭕前月比+2.2%(予想1.1%)

  2月の+0.1%から上昇。

製造業出荷は+2.3%(2月+1.1%)☝

自動車・部品は+3.0%と回復し、世界的半導体不足改善の兆候です。

  半導体は7月以降に需要減になる見込みが高まっています、シグナルが強まりました。 

昨日発表の4月のISM製造業景気指数は、2カ月連続で低下していて、

中国のロックダウン等で夏場に納品できるか懸念されています。

🌟中国がロシア支援してなくてよかった!🌟

中国はロシア非難を控えていますが、ロシアへの直接的な軍事支援や、制裁逃れに対する組織的な取り組みは確認されませんでした。

中国リスクが拡大しなくてよかった~!

🌟twitterは不死鳥だった!再びはばたく!🌟

なんと!イーロン・マスクさんがツイッターを買収・非公開化して、最短3年で再上場させることを計画しています!

WSJが関係筋の話として報じました。 買収後数年でツイッターを公開する予定です。

Twitterの株主や規制当局の承認などは今年後半に完了する予定とのこと

これなら買収成立のため資金をかき集め自己負担もしたメリットがありそうです。

また投資家に、マスクさんが真面目にツイッターの事業運営と収益性改善に取り組むアピールにもなります。

今のところ、詳細な計画についてほとんど述べていません。

疑心暗鬼になって否定的なTwitterの社員も協力的になるかもしれませんね。

🌟アップルカーやるの?フォードの幹部を採用!🌟

アップルはフォード・モーターで長年にわたり安全対策や車両設計を率いてきたベテラン幹部のデジ・ウィカシェビッチを採用しました。EV開発の取り組みが再び強化されそうです。 いつもやるやる感はありますが、進んでるかわからないですね。

フォードに1991年に入社した方で、最近では自動車安全工学のグローバルディレクターを務め、新たなEVの開発にも携わっていました。

  アップルはコメントを控えました。

EVはアップルにとって、大きな成長の源になるとみられていますが、7年前にスタートして以来進展がなく、最近は人材流出が目立っていました。

🌟エネルギー株は今日も全範囲が強い!🌟

今日はそれほど原油・天然ガス価格に動きはありませんが、

原油株、天然ガス株、船、石炭すべてが強い上昇を見せました。

 石油協会発表 の週間石油在庫 は中国がロックダウン中ですが、▼348万バレルで予想の▼117万バレルを超えています。

 エネルギーはロシア制裁の影響でしばらくは上昇が続きそうですね。

EU外相はロシア制裁第6弾は、原油産業を対象とし、もっと多くのロシアの銀行が「国際銀行間通信協会(SWIFT)」から排除されると述べ、ツイッターにも投稿しました。

4日に新たな制裁措置の案を公表する見通しで、ロシア産原油の輸入を年末までに禁止する措置が盛り込まれるとみられています。

決算があったBPは売上ミスですが、8.04%上昇しました。

石炭株のAMRは5/5決算予定ですが、8.6%も上昇しています。

石炭の制裁は8月から予定されています。

AMRチャート

🌟世界1位の製薬会社 PFE ファイザーの決算!🌟

決算後の騰落率 PFE +1.97% 

今期はパクスロビドが好調でしたが、コロナは収束傾向でガイダンスは悪かったです。

過去は新薬を会社丸ごと買収して成長してきましたが、2021年はスイスのロシュを抜いて一気に世界1位の売上の製薬会社になりました。売上の増減率がすごいです。 コロナのワクチンや飲み薬は大統領が率先して営業活動していたようなものでしたから一気に成長していました。 そこに食い込む企業としての力はすごいです。

昨年末まではコロナのワクチンや飲み薬が業績を牽引し、怒涛の上昇を見せましたが、高値の62ドルから50ドル付近まで下落しています。

 元々コロナ直前はマイナス成長だったので、コロナが落ち着いてきたら売られる懸念がありましたがどうなったか見てみましょう。

<決算結果>

🌟飲み薬のパクスロビドが好調!

⭕️EPS1.62(予1.47)

⭕️売上257億ドル(予23.86) yoy+77%

    うちワクチン 149億ドル yoy+205%

   パクスロビド 15億ドル

パクスロビド はコロナ感染初期の飲み薬で入院、死亡のリスクを90%低減します。米政府はコロナ対策の柱にしています。

 最初に出たメルクのモラヌピラビルは30%なのですごい効果です。

米国でのパクスロビッド処方は、2月下旬の週約8,000人から4/22までの1週間で約80,000人に増加しました。10倍です。

 まだまだコロナ感染者は多いですね。

米国は合計2,000万コースを注文し、最初の1,000万は6月に完了し、次の1,000万は9月に予定されています。

<見通し>

コロナ関連の2022年通期の売上高見通しは据え置き。

コロナワクチン投入以降初の据え置きで、新規契約がなさそうなため、成長鈍化の可能性があります。

 当然、売上はワクチン接種割合が増えれば少しづつ減少していきます。

 CEOは米国でパクスロビドの使用は大幅に増えているとし、感染拡大した国からは多くの供給を求められていると説明しました。

23年度のワクチン売上見通し提供は出せないとのこと。

 ❌22年通期の調整後EPSは6.325(6.45から引き下げ)予(7.15)

 ❌22年通期の売上1000億ドル(予想1080)

 ❌22年通期のコロナ経口治療薬「パクスロビド」売上見通し  

   220億ドル(予261)

    ⛔22年通期のコロナワクチン売上は320億ドルを維持

   (これまでのような上方修正なし)

ガイダンスがない企業の株は怖いですね、コロナ次第でしょうか。

🌟半導体部門で超期待の企業AMDの決算速報!🌟

半導体部門で超期待の企業AMDの決算です!

競合インテルからシェアを奪い続け、成長が止まらないですね。

データセンターは好調と思いますが、

コロナが落ち着き、ネットフリックス等は急落しました。

PCブームも終わりを迎える予想が多かったですが、どうなったか見てみましょう。

AMDの会長兼CEOのリサ・スーさんは、EPYCサーバープロセッサの収益が3四半期連続で2倍以上になり、前年比で2桁の成長を遂げました。買収したザイリンクス効果で通年のガイダンスは増加し、当社の製品に対する需要は引き続き堅調と述べました。

<今期の決算結果>

⭕️EPS 1.13 (予0.91)yoy+117%

⭕️売上 58.9億ドル(予55.2) yoy+71%

 (買収したザイリンクス売上を除くと55%増の53億ドル)

・コンピューティング、グラフィックス部門 yoy+33%

・エンタープライズ、セミカスタム部門  25億ドルyoy+88%

粗利48%、営業利益9.51億ドルyoy+44%、営業利益率16%(yoy▼3P)、純利益7.86億ドル(yoy+42%)、

PC売上はコンピューティング、グラフィックス部門でyoy+33%成長でQonQで8%増加しました。引き続きグラフィックプロセッサや中央処理装置は好調でした。

クラウドの売上はエンタープライズ、セミカスタム部門で、25億ドルでyoy+88%。サーバープロセッサと、PlayStation5などのチップが好調でした。

 CEOのリサ・スーさんによれば、ゲーム機世代の売上高は、すべての世代を上回り続けており、2022年は記録的な年になると予想しているそうです。

四半期中に19億ドルの自社株を買いを行いました。

<ガイダンス>

⭕Q2売上65億ドル(予63.6)

⭕2022売上263億ドル(予254.5)

 (non-GAAP粗利率 51%)

決算は全てクリアし、アフターでも6.72%上昇しました。

7月からの半導体需要減の懸念は取り越し苦労に終わるでしょうか。

期待したいと思います。

🌟ABNB旅行株期待のエアビーアンドビーの決算速報!🌟

コロナ、戦争、利上げ、インフレの逆風にもかかわらず、力強い決算!

ガイダンスも強かったです。

民泊は、近年最も成長している市場です。ホテルからシェアを奪っていて、米国ではホテル産業で約20%のシェアがあります。

 民泊を仲介し、物理的な宿泊施設は持っていません。

なんと今期の28日以上の長期滞在は全体の21%も占めます!民泊ならではですね。

特に都市部ではyoy80%増です。

戦争から逃れたウクライナの難民最大10万人に無料の仮設住宅を提供すると、2月末には発表していて応援したくなる企業です。今期はウクライナで60万泊が予約されました。

⭕EPS ▼3¢(予▼29¢)

⭕売上 15.1億ドル(予14.5) yoy+70%

純損失▼1900万ドル(前年同期は12億ドル)

調整後EBITDA 2.29億ドル(2019年は2.48億ドル)

⭕総予約額 172億ドル(予165.4)yoy+67%

⭕予約宿泊は1.021億回(予1.009)yoy+59%

 4月末時点で、2019年の同時期より夏の予約宿泊日数+30%

<Q2ガイダンス>

⭕売上20.8億ドル(予19.7)

旅行需要はとてつもなく盛り上がっています。

手数料収入が主なので、設備投資が少なく利益率が高いため今後も期待です。

アフターで5.52%上昇しました!

🌟崖っぷち!スターバックスの決算速報!🌟

皆知ってる、コーヒーで世界最大の企業です。驚くべきことにアメリカのコーヒー業界シェアの約60%を占めています! 独占的です!

 中国で店舗数を急拡大していて3.4万店舗数の1/6くらいが中国です。

しかし、競合のラッキンコーヒに劣勢です。

 最近はCEOに創業者のハワード・シュルツに3度目の就任し、自社株買いを止めると発言し、株価が急落していました。 中国でコロナが拡大した影響も大きいです。

中国の既存店売上高は23%減少しました! これは大きいです。

加えて、中国でのロックダウン、インフレ、店舗や従業員への投資を理由に、2022年度の見通しを一時停止しました。 中国のその他のリスクも受けないか心配です。

❌EPS  59(予60)

⭕売上 $76.4億(予76) yoy+14.5%

   北米既存店売上好調で+12%(営利率17.1%)

 中国〃▼23%

 中国の減少を乗り越えました!

 会員数が17%増加し2,670万人へ。

純利益 6.745億ドル

新規店舗を313店開設。

🔥ガイダンスなし!

アマゾンを始め、全米で組合化が加速していますが、シュルツさんは2022年度の賃金引き上げ、トレーニング改善、店舗改修への10億ドルの投資を発表しましたが、スターバックスでは過去6か月間で約50か所が組合化に賛成票を投じました。

CEOはバリスタとの交渉に注力しています。

ガイダンスを出せない企業には誰も投資をしたくありませんが、

中国でコロナが落ち着けば、爆発的に回復しそうですね。

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